雨は相変わらず降り続いていますが、気温は少しづつ上がり、
日曜の予報は曇りのち雨、気温28度だそうです。
この温度差、もうわけが分かりません...。
さて、うちのけんた、私がキッチンで料理をしている間などは、
ダイニングから続くテラスに出て外を眺めるのが好きなのですが、
そんなけんたの視線の先には、
茶色がいっぱい。その正体は....
放牧されている牛たちです。ここにいるのは雌牛だけなので、子供達は「うしこさん達」と呼んでいます。
その「うしこさん達」が草を食べ、休憩し、雨の日は木々の下で雨宿りをし、季節によってはかわいい子牛達が戯れる.....、それはそれはのどかな光景です。
ただ、あちらも動物。
けんたと一緒にテラスに出ると、一瞬動きを止め、「なんだあの小さい奴は」くらいの視線を送ってくる牛たちとばっちり目が合います。
もうドキッとするくらい。
ただ、私をドキッとさせるのは牛たちだけではなく、ここにはロバも2頭います。
お隣さんが飼っているロバなので、名前を呼べば近寄ってくるし、固くなったフランスパンをあげれば手のひらから食べてくれるとっても穏やかなかわいい子たちです。アマンディンとエスメラルダ
ただ、この家に引っ越して来て間もない頃に突然聞こえてきた
断末魔のような叫び、何事かとぎょっとしたのですが、それが他でもないロバたちの鳴き声でした。
みなさんはロバの鳴き声を聞いたことがありますか?参考までに、お隣さんのロバたちの鳴き声に一番近いのがこちらです。よろしければどうぞ。
ロバといっても、鳴き声はそれぞれ少しずつ違うので「お、これはアマンディンだね」「これはお隣さんの子たちじゃないね」なんて聞き分けることもできます。
日本にいた頃には、牛たちとこんなに近くで生活する日がくるとも、
ましてやロバの鳴き声の違いが分かるようになるとも想像していませんでしたが、自然豊かなこの生活、なかなか楽しいです。
自然や動物に囲まれて暮らすけんた、のびのび元気に育ってくれたら嬉しいです。
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